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半兵衛

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    いかつい顔してます。でも気持ちは柔らかいですよ。 背後の本棚に収まっているのは、角川文庫やらなにやら(笑) 新しい本棚の前で、ちょっと自慢気味?

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2006年11月12日 (日)

旅行記

「旅行記」などと大層なタイトルを付けたけれども、まあ単なる温泉旅行の覚え書きである。

11日から12日にかけてJR東日本の「土・日きっぷ」を使って旅行してきた。温泉旅館に泊まる旅行は何年ぶりだろう。息子の温泉に行きたいというリクエストから思いついた旅行である。

11日の朝8時前、東京駅東北新幹線ホームに着いた。少しばかり早すぎたようであった。デジカメの電池容量が心細かったのでキオスクで購入する。その時目に付いたのが、店先の棚に置いてある文庫である。「呪いの塔」徳間文庫である。これで今回の旅行の友は決まった。

8時28分発「はやて7号」にて出発。車中でF氏にメール。仙台まで乗車して「やまびこ45号」に乗り換え、古川で下車。陸羽東線に乗り換え、11時11分、ディーゼル車は出発した。終点は鳴子温泉。この頃から天候が怪しくなってきた。

11時56分鳴子温泉到着。外は大雨である。とにかく昼食をと、ひとつの傘に息子と二人で食堂へ向かう。山菜そば。

鳴子温泉と云えば、すぐ近くには鬼首温泉がある。轟温泉というのもあるし、鬼首峠という場所もある。最初はここを宿泊地にしようと思ったのだが、翌日の移動のことを考えて止めたのだ。

13時ちょうど、鳴子温泉発。終点は新庄である。天候は不安定である。晴れたかと思うと雨になる。14時3分、新庄着。ここからは奥羽本線に乗り換え。14時19分発の普通列車で山形へ。今日の最終目的地は赤湯である。駅ビル内で時間をつぶし16時20発「つばさ124号」に乗車。16時42分赤湯着。外は依然雨降りである。タクシーで今夜の宿である「升形屋旅館」へ。

宿代が安いだけあってボロい旅館である。だが、温泉は源泉かけ流しだそうである。壁にそう書いてある。だから湯の中の浮遊物は天然の湯ノ花だそうな。ホントか?(笑)

到着後、さっそく温泉につかる。ちょっと熱いくらいだが、なかなか良い湯である。たしかに微かな硫黄の匂いがする。

夕食についてはとくに記するほどのことはなかろう。朝早かったので早めに床につくが雨の音が耳についてなかなか寝付けない。隣では息子が気持ちよさそうに寝息を立てている。やっと寝付いたのは1時を過ぎていただろう。ところが目が覚めたのは6時前。しばらく二度寝を試みるが無駄のようなので、朝風呂と決め込む。ところがこれが熱い。どうやら前夜は少し水でうめてあったようだ。我慢して湯船に体を沈めるが、体が痺れるように熱い。ほんのちょっとの湯の動きが厳し~い。

朝食についても記することはない。8時にタクシーが宿に迎えに来て赤湯駅までもどる。今日はこれからまた長い列車の旅が始まるのだ。今朝は今のところ良い天気。

赤湯8時23分発「つばさ106号」で出発。板谷峠でスイッチバックの遺構を横目に、新幹線は快調に走る。気が付くと外は雪が舞っているではないか。

福島で「やまびこ106号」と連結。10時26分大宮着。ここで長野新幹線に乗り換え。「あさま515号」10時50分発。碓氷峠もなんのその、長野12時ちょうど着。

せっかく長野へ来たのだからと、昼食は蕎麦にする。駅そばの戸隠そばの店に入る。おやおやここは有名店なのかな、サイン色紙がいっぱい貼ってるよ。中の一枚。「金田一耕助の恋敵 ****」名前がわからない。誰だこれ? お蕎麦はそれなりに美味しかったです。

食事をすまして外へ出るとまたもや雨。すぐに駅に駆け込む。そのまま「しなの14号」へ乗車。12時50分発、篠ノ井線で松本へ。松本からは13時57分発「スーパーあずさ22号」で新宿へ。諏訪の町を通り過ぎながら、微妙に横溝的な旅だったようなそうでないようなと感じる。新宿到着16時36分。

ずっと列車に乗りっぱなしでも疲れるものです。

「呪いの塔」は見事に読了しました。しばらく不調で横溝正史から遠ざかっていたのに、いきなりリハビリもなしに読んだのが「呪いの塔」(笑)

解説に書いてあったように、そのように読むとまた違った味わいがある作品である。

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