最近のトラックバック

2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

半兵衛

  • 自画像
    いかつい顔してます。でも気持ちは柔らかいですよ。 背後の本棚に収まっているのは、角川文庫やらなにやら(笑) 新しい本棚の前で、ちょっと自慢気味?

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月31日 (水)

良いお年をお迎えください

当ブログを訪問してくださった皆さまへ。

今年1年、たいして更新することもないこのブログへお越しくださってどうもありがとうございました。

思い起こせば、1月の二松学舎大学での横溝正史展から始まり、年末の「横溝正史探偵小説選Ⅲ」の発売まで様々な横溝正史関連のイベント・出来事がありました。

それぞれに思い出があり、個人的にも横溝正史熱が再発してきた感があります。

中でも8月の「横溝正史探偵小説選出版記念祝賀会」は、横溝正史ファンやミステリ界の方と知り合いになれたことで、「病院坂の首縊りの家」削除及び加筆部分チェックは、自分の横溝正史に対する情熱を再確認できたということで、とくに記憶に残っています。

その時々で告知や感想などを書き込みましたが、なかなか満足のいく内容の日記にはなりませんでした。

来年もおそらく同じような更新のペースになると思いますが、どうかお付き合いください。よろしくお願いします。

半兵衛が辿る=横溝正史の足跡= 管理人 半兵衛拝

2008年12月28日 (日)

横溝正史探偵小説選Ⅲ

昨日は横溝正史ファンを中心とした忘年会が、渋谷で開催された。その前に新宿紀伊國屋書店で「横溝正史探偵小説選Ⅲ」を購入。だんだんぶ厚くなって、この「Ⅲ」の重いこと。

しかしそれも中身の充実さと思えば、楽しさも膨らんでくる。

同時に「僕たちの好きな金田一耕助」の文庫を買うか見送るか迷ったが見送ってしまった。しかしそれが結果的によかったのかどうかしらないが、ただで貰えることになり、たいへんありがたいことであった。

「横溝正史~Ⅲ」はこの正月に読もうと思っているが、まだ「Ⅱ」も読み終えていないので、どこまで読めるかどうか不明である。

まあ慌てることもないが。

2008年12月26日 (金)

中島河太郎先生からの返信

前々回の書き込みだったか、私が10代の時に中島河太郎先生に横溝作品短編集を出してくれないかという図々しい手紙を出したら、その返事が届いたということを書いた。

その手紙が出てきたので、ここに紹介する。

消印の日付は昭和54年9月26日となっている。向島郵便局の受付印がはっきりとわかる。

昭和54年9月といえば、私は2ヶ月前に18才になったばかりで、現役の高校生であった。

裏には私への返事が達筆で書いてある。読むのに苦労するほどである。全文を書くのは、私信でもあるのでやめておくが、要旨は先日書いたことで間違ってはいない。

明日の忘年会オフに持って行ってみようかと思う。横溝ファンにはこれも一興であろう。

2008年12月22日 (月)

「迷路荘の惨劇」

以下の文章は、某所に書き込んだものをそのまま転写したものです。両方読める方は重複して読まれることになりますが、ご了承ください。

____________________________________

先日、横溝正史シリーズの「迷路荘の惨劇」を見てから原作が気になったので、あらためて原作を読む気になった。

原作ではいきなり辰人元子爵が殺されるので、ドラマとはかなりの違いがある。

ちょいと気になる表現もある。

例えば「親方日の丸」という言葉。これを昭和25年当時の刑事が使うのは一般的であったろうか。
おそらくこの作品が書かれた当時、盛んに使われた言葉のひとつだったろう。そのために横溝正史もついうっかりと使ってしまったのであろう。時代考証という意味では間違いだろうが、それほど厳密さを要求される作品でもないので、これについてはあまり追求しないでおく。

もうひとつ、刑事の言葉遣いがあまりにもぞんざいであることが気になる。関係者への訊問のときでも、こんな言葉遣いで良いのだろうかと思うのである。

「病院坂」での鉄也・美穂に代表される少年少女の描写といい、このあたりが横溝正史の弱点であろう。

2008年12月14日 (日)

横溝正史シリーズ

先週は「本陣殺人事件」今週は「迷路荘の惨劇」である。

初放送時より30年を経て、初視聴である。

元来、ドラマはあまり見ない質のうえに横溝作品原作のドラマはどこが面白いのかさっぱりわからなくて、今までほとんど見ていなかったのに、先週今週と人が違ったみたいである。

30年前このシリーズの第1回目放送の冒頭部分を見て、ああこれはダメだとテレビのスイッチを切って以来である。

だが、やはり面白いと感じないのは従来どおりであって、ドラマなりに上手に作り上げてあるのだろうが、肌に合わないものは合わないのである。原因をしいてあげろと云われたら、どうしてドラマでは原作にない警部を出すのだろうかという不満を指摘したい。どこの事件現場でも同じ捜査担当官ではどうもね。岡山の事件なら磯川警部。東京の事件なら等々力警部。信州なら、静岡ならというようにきちんと担当を分けてくれた方が良い。

もう一つあげるなら、何にでも先祖の因縁だとかを動機に当てはめるなということである。たしかに横溝正史作品には、先祖代々の因縁というテーマが多いかもしれないが、そればかりではないのだ。

それでは何故2週に渡って見たのであろうか。「本陣」については例の刀の移動トリックがどのように映像化されたのか確かめたくて、「迷路荘」についてはこれはもう気まぐれでとしか云いようがない。

現に第3回の大部分は夕飯の支度のためにキッチンに立っていたのでほとんど見なかった。「迷路荘」のような長編を「本陣」と同じ長さでやろうというのがだいたい無理なのである。

来年1月には「黒猫亭事件」を放送するらしいのだが、これは原作が好きなので、頑張って見てみようと思っている。

2008年12月 9日 (火)

「横溝正史探偵小説選Ⅲ」刊行予定に思う

今更感もあるのだが、論創社のHPに発売予告が載っている。

それによると第3巻発売は12月25日であり価格は未定となっているが、おそらく2巻より高くなるのは間違いのないところだろう。

それだけの内容であるからには仕方のないところではあるが、何かと物いりである年末にまた金が出ていくわけである。

だが、3巻の発売成績が良ければ4巻という話しもでてくるであろうから、なんとか売れてくれるように祈るばかりである。

ただし、大人向け探偵小説の単行本未収録作品はそれほど数が残っていないだろうから、中絶作を入れるようにすれば良いのにと個人的には思う。中絶作にけっこう興味深い作品があるのだ。

あとは人形佐七物に改稿されてしまった捕物帳のオリジナル版。横溝正史最初の捕物帳である不知火甚左、鷺十郎、朝顔金太、左門捕物帳といったところがある。

あるいは南無三甚内とか紫甚左なんてのもあるが、これらを収録するのはいかがなものであろうか。

あとはエッセイの類である。Ⅰ・Ⅱと数多くのエッセイもまた収録されてきたが、私の知る限りまだまだ多くのエッセイが未収録である。それはブームの頃に書かれたものが多い。横溝正史ブームと呼ばれた時代の流れの中で、当の横溝正史が何を考えていたかを知るに貴重な資料である。ただし提灯持ちみたいなエッセイもある。

ブームの頃といえば、対談・会談も数多くこなしておられた。これらも新聞雑誌に掲載されっぱなしである。

以下は私の昔話。

私がまだ10代の頃だったが、当時角川文庫の解説を多く書かれていた中島河太郎先生に手紙を出したことがある。

その内容は、金田一耕助物の長編化した作品の元の短編を編んだ本を出してもらえないだろうかと懇願するものであった。当時、角川文庫に収録されている作品以外にも、そういう表に出ていない作品が多数あることを、中島河太郎リストで知ったからである。

だが、その当時の中島先生からの返信はつれないものであった。そういうものは長編化されていて、それらを出すと云うことは二重売りになるし、横溝先生自身がそういう古いものを出すことを嫌がっているという内容のものであった。

パシフィカの「名探偵読本8 金田一耕助」に、金田一耕助の登場しない短編「悪霊」(後の「首」の原型作品)と「扉の中の女」(後の「扉の影の女」)が収録されたことがある。

私が中島先生に手紙を出したのは、おそらくその金田一耕助本の発売される前であったと思う(探せばその返事の葉書がどこかに保存してあるはずである。かつて2002年の横溝正史オフの時にその葉書を持参し、展示したことがある)

現在ではそういう作品を集めた単行本が出ている。「金田一耕助の新冒険」「金田一耕助の帰還」(共に出版芸術社刊)、「青蜥蜴」(双葉社刊)などである。

そういう経験をしているだけに、「そういうもの」を集めた単行本が出ると聞いた時には、嬉しい反面、私が言い出しっぺだったのにという思いがあったことは否めない。本当に私が言い出しっぺだったかどうかはわからないが、おそらくそういうことを考えた最初期の人間であろうとは思っている。

まあそれがきっかけのひとつとなって、国会図書館をはじめとする各地の図書館・文学館で、横溝正史単行本未収録作品を探求するようになったのは事実である。

つまらない昔話がいささか長くなったようである。このへんで止めておいた方が利口というものであろう。

2008年12月 1日 (月)

忘年会オフの再告知

毎年恒例の横溝ファンの忘年会を下記の予定で行いたいと思います。

日時:平成20年12月27日(土)18:00~
場所:新宿・渋谷駅付近の居酒屋(店名未定)

お店については、参加希望者に決まり次第連絡いたします。
12月に入りましたので、参加希望の期限を12月14日(日)までと
させていただきます。
昨日までで7名の参加希望をいただいております。


なお、集合しての「横溝正史先生のお墓参り」は行いません。
各自にお任せします。
行き方については、春秋苑のホームページをご覧ください。
http://www.shunjuen.or.jp/index.htm  

初めての方、歓迎いたします。

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »